フランス育ち、イタリア製

亜麻からリネンへ

 

Oasi Linoの旅はフランス北部のノルマンディーから始まります。ノルマンディーの地では世界で最も質の高い亜麻の繊維が生産されています。春に種をまいた亜麻(フラックス)の植物は、初夏を迎える頃に可憐な花を咲かせます。これは植物が成熟し、収穫の準備ができた印。ほどなくして満開を迎えた亜麻畑は、一面が淡いブルーの海となります。収穫を終えると、繊維はイタリアへ運ばれる前にZEGNAの手によりまとめられ、非常に美しいOasi Linoファブリックへと変貌します。私たちは、創業者の志を継ぎ、2024年からOasi Linoファブリックを100%トレーサブルなものにするために取り組んでいます。

1930年代に創業者によって切り拓かれた道をたどりながら、ZEGNAアンバサダーのダニエル・ブリュールが北イタリアのビエラアルプスを抜け、100km²の豊かな自然が広がるOasi Zegnaを訪れます。この地は、ZEGNAの価値の原点となる場所。ダニエルが歴史の息づく工場を訪れ、卓越したOasi Linoの生地が生み出される工程を見ていく様子をご覧ください。
青いフラックスの花
初夏、ほんのわずかな期間にのみ咲くOasi Linoの花

青い花

フラックスストローの束
Oasi Linoの繊維はノルマンディーで収穫されます

原料繊維のワラ束

ノルマンディーからイタリアまでのZEGNAリネン街道を示した地図。
Oasi Linoはイタリアで製造されます

フランス育ち、イタリア製

ZEGNAブランドマーク
ZEGNAは、2024年からOasi Linoの繊維をすべてトレーサブルなものにするために取り組んでいます

トレーサビリティの旅

亜麻の繊維から作られたOasi Linoは、ZEGNAの「トレーサビリティの旅」の根幹をなしています。原材料の育成から製品化までの全工程を担うZEGNAは、責任を持って世界でも最高品質の未加工素材を集め、革新的なイタリアのものづくりの技を融合させています。これこそが、何世代も前に始まった伝統の一部なのです。

 

Oasi Cashmereとともに、Oasi Linoはトレーサビリティとアカウンタビリティを体現した「明日への道」の象徴と言えます。