イタリアンアルプスに位置する、トリヴェーロの街。創業者のErmenegildo Zegnaがそこにウール工場を設立したのは、今から1世紀以上も前に遡ります。世界一美しいファブリックを創るというZegnaの夢は、未来の世代のために自らの故郷とその周辺に広がる世界をより良い場所にする、という先験的なビジョンと表裏一体のものでした。

Zegna家4代目の指揮のもと、ZEGNAは世界をリードする高級紳士服ブランドへと成長を遂げました。ZEGNAが誇るイタリアの精確なクラフトマンシップ、卓越した素材、自然と調和した革新的な製造アプローチは、現在も高く評価され続けています。

1910年~1940年

北イタリアのアルプスにおけるZEGNAの創業からOasi Zegnaの誕生にいたるまで、より良い世界をつくるというZEGNA創業者の夢が形になったのは、20世紀初頭のこと。ZEGNAの核となる創業理念は、1世紀以上を経た今も色褪せることなく生き続けています。

Oasi Zegnaを探訪

1940年~2000年

1900年代後半、ZEGNAは上質なファブリックを製造する世界屈指のブランドとして名声を築きました。この時期には、ZEGNAの代表的な「メイド トゥ メジャー」の開始など、さまざまな新製品やサービスが登場し、ZEGNAは世界的な高級紳士服ブランドとしての道を歩み始めました。

メイド トゥ メジャーの世界へ

2000年~現在

ZEGNAの「明日への道(Our Road to Tomorrow)」は、ニューヨーク証券取引所への上場やファッション協定(Fashion Pact)への加盟とともにスタートしました。Alessandro Sartoriによる新たなサルトリアの提案、そしてZEGNAを象徴する232号線の道路をテーマにした現代的なリブランディングは、未来を見つめるビジョンの軸となっています。数々の美しい画像やインスピレーションに満ちた逸話を厳選した書籍『Born in Oasi Zegna Book』には、類を見ない110年以上に及ぶZEGNAの歴史が綴られています。

デジタル エクスペリエンスへ
ZEGNAの「明日への道」を現在も導いているのは、産業・共同体・自然はともに調和を奏でながら発展できる、という創業者の夢です。そのビジョンは「トレーサビリティの旅(Our Road to Traceability)」のマイルストーンであるOasi CashmereやOasi Linoに表れています。これらの繊維が100%トレーサブルであることを2024年から証明できるよう、ZEGNAは取り組みを続けています。

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